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自分で行う過払い金請求のメリット・デメリット
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- 費用が発生しません!
- 専門家に依頼すると、金融業者との交渉や必要な書類の準備などすべて代行しますので、その分の費用が必要です。自分で手続きをする場合はその費用が発生しません。
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- 過払い金を取り戻せない可能性があります!
- 取引履歴の開示要求をすると金融業者から「借金はもうありません」と言って和解を提案される場合があります。これは取引履歴を開示しないことで過払い金の支払いを避けるという、業者の巧妙な手口です(ゼロ和解)。
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- スムーズな交渉が難しいです!
- 過払い金計算や直接の交渉には、専門知識がないと難しい点が多くあります。過払い金を認めない業者もありますので、経験と交渉能力がないと対応が困難です。
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- 書類準備や出廷などの時間をとられます!
- 業者への直接交渉や書類準備はすべて自分で行うため、時間が奪われます。また結果に納得がいかない場合は訴訟を起こす必要がありますが、その際にも書類準備や煩わしい交渉が発生します。
自分で行う過払い金請求のながれ
- 1、金融業者に取引履歴の請求
- 2、過払い金の算出(過払い金計算)
- 3、金融業者へ過払い金請求
- 4、和解成立
- 5、金融業者からの返金
訴訟を起こす場合は、書類準備も行わなければなりません。
ゼロ和解とは?
ゼロ和解とは金融業者と債務者が「貸し借りゼロ」で和解することです。
金融業者に取引履歴の開示要求をすると、取引履歴を開示する代わりに「もう借金はありません」と和解を提案してくる場合があります。過払い金請求される前に和解に持ち込もうというわけです。これは過払い金を払わないための金融業者の巧妙な手口です。
自分で過払い金請求をすると、過払い金が発生していることに気付かず、このゼロ和解に同意してしまう傾向があります。和解書には「今後、お互いに一切の債権債務のないことを確認する」という条項(「清算条項」という)が盛り込まれます。そのため、和解に同意すると、戻ってくるはずの過払い金をあきらめることになるので注意が必要です。
もし、すでにゼロ和解してしまった場合、5年以内であれば過払い金請求ができる可能性もあります。心当たりがある方はお問合せください。
過払い金請求は専門家に依頼することをおすすめします。
過払い金請求は自分で手続きすることも可能ですが、専門家に依頼することをおすすめします。
過払い金請求の仕方については、インターネット上でも情報取得ができますし、出版物を参考に自分で過払い金請求をされる方も増えてきています。
ただ、自分で手続きする場合はスムーズに行かない事も多々あります。たとえば取引履歴の開示要求に応じてもらえなかったり、納得のいく結果にならなかったりと、予測できない方向に転がる事があり、その際は経験と知識が必要になってきます。最近は業者の体力が衰えてきており、過払い金返還に応じてもらうことが難しくなっていますが、専門家に依頼すれば確実な過払い金回収が可能です。